娘のコミュニケーション方法③アクセシビリティでipadを使用する~前編~
ご覧いただきありがとうございます!
メリちゃんは身体が動かない、動かせても指先をピクピクさせるくらい。
「じゃあ、どうやってipadを使用できるの?」と思った人も多いのではないでしょうか。
はい、できます!指一本指先だけでもipad☆
これは、iphone・iPadの対応機種であれば誰でも利用することができるようです。(後半に詳細を記載しています)
実際にメリちゃんが使っている動画がこちらになります(^^)/
縦と横にオレンジのラインが交互に出ています。
そこに注目して見ていただきたいと思います。
縦と横のラインが交わった×場所が私たちの「iPadをタッチした」という認識で思っていただければと思います。
注意※この背景画像は、以前旅行をした先の観光地にいた妖怪です。笑
メリちゃんお気に入り背景にしているので、このままです;;
この操作をするために使ったのは、福祉用具として販売されているスイッチとメリちゃんの小さくて短いこの指一本だけです。笑
少しの力で押せるスイッチがたくさん出ています。
しかしその中でも、この赤いスイッチがメリサの超微弱な力でも一番スムーズに押すことができます♪
この機能を上手く活かせば、学習に取り入れることができる、アプリゲームもできるといった可能性は無限大のようにも感じられます(^^)
この操作を開始するまでに、さまざまな設定を身体機能に合わせて選択する必要があります。
ですが、その分シンプルなタッチだけでなく【スクロール・ドラッグ・スクリーンショット・音量調整】などなど、カスタマイズするとできる範囲も次々と広がります♪
よくメリちゃんの通っていた支援施設でも、ipadを操作しているところを見てもらうと「ipadにこんなアプリ機能あるんや~!」と驚かれることが多々あります。
しかしこの機能はアプリでもなく、機能を加えたわけでもなく、有料でもなく・・・・
無料で元々ipadに備わっている機能なんです!!
それは、「アクセシビリティ」というものです。
設定から入って、すぐに見つかると思います。
以下に「アクセシビリティ」についてわかりやすく解説されているサイトがありましたので、記載させていただきます。
身体機能に障がいを持つ人が、iphoneやiPadを利用できるために用意された機能だそうです♪
この機能のおかげで、本当にメリちゃんの生活は一変しました(^^)
ただ、普段誰も利用することがない、必要のない機能なので知らないだけかもしれません。
私も最初知りませんでした;;
メリちゃんが生まれる前に、スマホで利用していたのはLINE・電話・safari・マンガゲームアプリだけでしたから。笑
メリちゃんが生まれ、残された筋力でいったい何ができるのか・・・。
悩んでいたところ、障がいを持たれる方のブログからipad操作について見つけ、それを知る遠方のリハビリの先生の噂を耳にし、今に至ります。
この時代に生きるからこその素晴らしい技術で、重度障がいの不可能が可能となりつつある未来にすごく幸せを感じています。
次回、実際にメリちゃんが学習としてipadを利用している動画を投稿できたらと思います。
~後半へつづく~